「“英語で意見を言う”ときのコツ ― 丁寧だけどハッキリ伝える表現」

英語で会話しているとき、「自分の意見を言うのが苦手」と感じる人、多いですよね。 日本語だと「まあ…」「そうですねぇ」と濁すことが自然ですが、英語では“意見を言わない=何も考えていない”と思われることもあります。 今日は、ネイティブがよく使う「やわらかく意見を伝えるフレーズ」を紹介します。 ◆ ① “I think…” だけじゃない! 英語学習者の多くが使う “I think…” は悪くないけど、毎回同じだと単調で、説得力に欠けてしまいます。 そこで、シーン別にもう少し自然で柔らかい言い方を覚えましょう。 例①:やんわりとした意見 In my opinion, we should try a different approach. (私の考えでは、違う方法を試すべきだと思います。) 例②:控えめに提案したいとき Maybe we could… (〜するのもいいかもしれませんね。) 例③:自分の立場を明確にしつつ、角を立てない言い方 From my point of view, this plan makes more sense. (自分の視点から見ると、このプランの方が理にかなっています。) ◆ ② “I agree” だけで終わらせないリアクション 意見交換のとき、“I agree.”(賛成です)だけで終わらせるのはもったいない! 英語では「賛成の理由」や「共感の一言」を添えると、会話が自然に広がります。 例: I totally agree with you. That’s exactly how I feel. (本当にそう思います。まさに私も同じ気持ちです。) I see your point, and I think we could add… (言いたいことはわかります。それに加えて〜も良さそうですね。) ポイントは、“agree” のあとに 「相手の意見+自分の意見」 をセットで言うこと。 ◆ ③ 意見が違うときの上手な伝え方 日本人が特に苦手なのが「反対意見を言うこと」。 でも、英語では “No” や “I disagree” を使わなくても、やわらかく異なる意見を出す方法がたくさんあります。 使える表現: I see what you mean, but…(言いたいことはわかりますが…) That’s a good point, though I think…(いい意見ですね、ただ私は〜と思います。) I’m not sure if I completely agree, but…(完全には同意できないかもしれませんが…) どれも“反論”ではなく“建設的な補足”に聞こえる表現です。 言い方ひとつで、会話の空気がまったく変わります。 ◆ 今日のミニ練習 ▶ タスク①:日本語→英語にしてみよう 私の意見では、この方法がより効率的です。 言いたいことはわかりますが、少し違う考えです。 賛成です!まさに同じことを考えていました。 (答え例) In my opinion, this method is more efficient. I see what you mean, but I think differently. I totally agree with you! I was thinking the same thing. ▶ タスク②:会議シーンをイメージしてシャドーイング A: I think we should lower the price. B: That’s a good point, though I think quality matters more. (ポイント:声のトーンは穏やかに。相手を否定せず、落ち着いたテンポで。) ◆ 今日のまとめ “I think” の代わりに “In my opinion” “From my point of view” などを使うと知的で柔らかい印象に。 “I agree” だけで終わらず、理由や一言を添える。 “I see what you mean, but…” は反対意見の最強フレーズ。 英語での「意見のやり取り」は、正解を出すことではなく、相手と考えを共有するプロセスです。 完璧な文法より、「どう感じたか」を伝えるほうが大切。 今日のチャレンジ: 👉 ひとつのトピックで “I see your point, but…” を使ってみる! それだけで、あなたの英語が“受け身”から“発信型”に変わります。

Masafumi

11/17/20251 min read

people sitting on chair
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