「会話を“ふんわり前に進める”ネイティブ表現」

英語で話していると、相手の話題を拾ったり、流れをちょっと変えたりしたい瞬間ってありますよね。でも “By the way” ばっかり使うと、急に話を切ったみたいでぎこちなくなることも。 そこで今日は、ネイティブが日常会話でよく使う“会話を自然に動かすフレーズ”を紹介します。これ、意外と学校では習わないけど、サラッと言えると一気にこなれ感が出ます。 ◆ ① “Speaking of that…”(そういえば/その話で思い出したけど) 話題をスムーズにつなげる鉄板フレーズ。 “By the way” より柔らかく、相手の話をちゃんと受け止めてから次の話題に進める感じが出ます。 例: Speaking of that, did you hear the news about…? (そういえば、その話で思い出したんだけど…) 会議、雑談、オンライン英会話、どこでも使えます。 ◆ ② “That reminds me…”(今ので思い出した) ちょっとカジュアル寄り。 相手の話がきっかけで、自分の話を自然に出したいときに使える万能ワード。 例: That reminds me, I need to email him. (それで思い出した、彼にメールしないと。) “そういえば”よりも軽く、会話を切らない滑らかなつなぎ役。 ◆ ③ “Anyway…”(話を戻す時の“さて”) “まあ、とりあえず”みたいな感覚。 話が脱線してしまったときに戻す役として超優秀。 例: Anyway, about the meeting… (さて、本題のミーティングだけど…) “話題を切る”というより“方向を戻す”感じで使うと自然。 ◆ 日本人の会話が固く聞こえる理由 英語では、話題の切り替えや小さなつなぎフレーズが会話の“潤滑油”なんですよね。 逆にこれがないと、どうしても「文と文の並び」だけになってしまって、英語としてはちょっとぎこちなく聞こえることが多いです。 3つのフレーズはどれも“呼吸のように挟む”くらいでOK。 口慣らしすると、びっくりするほど会話の流れが自然になります。 ◆ 今日のミニ練習 ▶ タスク①:状況別で一文つくってみる 友達が旅行の話をしている → 話題を広げたい 同僚が雑談で盛り上がって脱線 → 本題に戻したい 人の話を聞いていて、関連の話題を思い出した 上の3つを “Speaking of that / That reminds me / Anyway” を使って英語にしてみてください。 ▶ タスク②:10秒シャドーイング ゆっくりでいいので口に出してみましょう。 Speaking of that… That reminds me… Anyway… リズムを身体に入れると、会話中も咄嗟に出てきます。 ◆ まとめ “Speaking of that” → 話題を自然につなぐ “That reminds me” → 連想して、自分の話を出す “Anyway” → 本題に戻す、流れを整える どれも短くてカジュアルなのに、会話の質を一気に上げてくれるフレーズたちです。 今日からひとつだけでも使ってみてください。英語の“息の仕方”が変わりますよ。

Masafumi

11/13/20251 min read

two blue beach chairs near body of water
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